猫の校舎(電子書籍PDF)
- Digital500 JPY
「猫の校舎」PDF版です。EPUBはありません。書籍(物理的な本)は付属しません。 ※既に本をお持ちの方は以下からPDF版を無料でダウンロードできます。 https://y9ks.jp/etc/download 絵付き小説。「猫の校舎」「幽霊探知機」「夢日記」三編を収録。 全160ページ。2022年11月25日発行。 夢を基礎にした小説です。私が見た夢の内容を朝メモっておいたもの(夢日記)を再構成して小説として仕上げています。 「猫の校舎」は、そのベースになる夢をみた日に電撃的に書き上げ、Web上で公開しました。 最初の版はかなり粗削りで稚拙な表現が多かったので修正を重ね、何度かWeb上に再掲載した後に本書に収録しました(現在はWeb上では非公開です)。 「猫の校舎」は最初に書いたとき、そしてその後修正するたびに書いた私自身が泣いてしまう話です。4万字くらいの小説です。 「幽霊探知機」は1万字くらいのごく短い小説です。「小説」という体で文章を書いたのはこれが初めてでした。これについても、何度か修正とWeb上への公開と削除を重ねつつ、本書に収録しています。 「夢日記」はその名の通り、見た夢をしたためた日記です。あまり脚色や再構成を交えず、見た夢に近い状態の話を書いています。 中には私が4歳か5歳のころに見た夢など、古い記憶のものもいくつかあります。 ややグロテスクな表現もありますが、身構えるほどの内容ではないと思っています。突拍子のない話や筋が通っていない話も多く、そのあたりはまさに夢の混沌とした雰囲気を味わえるかと思います。 私は他人の夢の話を聞くのが好きです。同じように夢の話をしたり聞いたりするのが好きな人は一定数居るだろうと思い、こんなことをしています。 本書の最後を締めくくる「自己中心的な女(2004年5月19日)」は私が初めて書いた小説でした。ただしその小説自体はすでに失くしてしまっているので 後年書き直したものを収録しています。たった6〜7ページの内容ですが、私にとっては非常に思い入れが深いです。 私の小説は基本的に難しい言葉を使わず、誰でも読みやすいことを優先して書いています。普段小説を読まない方でも読み始めればすぐに読んでしまえると思います。 簡単だからといって物語の深みに欠けるというわけでもないと自負しております。 ぜひ手にとって読んでいただけると嬉しいです。